1月23日（月）～25日（水）の3日間は、東京ビッグサイトで行われた『国際宝飾展』の視察に行ってまいりました。
※業者のみ入場可の展示会です※
主に国内、海外のジュエリーメーカー、中古ジュエリー、ルース屋さんなど宝飾関連企業による国内最大の宝飾展示会です。
年間幾つか開催されている宝飾展示会の中でも、最大の展示会です。 出展社数1100社程度、宝飾関連業者が2万人以上訪れます。
以前まで勢いのあった中古のジュエリー業界は、良質な中古ジュエリーも数が少なくなり、年々勢いが衰えているように感じました。
安価なルースなどは好調に思えましたが、高単価なジェムストーンなどは、あまり動いていないように思えました。
中々これといった掘り出し物のルースも少なく、良い物の値段の高騰は凄まじいです。
先が予測出来ない、このご時世どうなっていくのでしょうか...
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10月26日（水）、27日（木）の2日間は、パシフィコ横浜で行われた『国際宝飾展【秋】』に行ってまいりました。
※業者のみ入場可の展示会です※
主に国内、海外のジュエリーメーカー、中古ジュエリー、ルース屋さんなど宝飾関連企業による宝飾展示会です。
パシフィコ横浜には初めて行きましたが、近隣には高層マンション、高層ビルなどが多く驚きました。
第1回から欠かさず行っている秋の国際宝飾展も第4回目なのですが、第1回～3回目までは『池袋サンシャインシティ』で行われており、 今回から『パシフィコ横浜』での開催となりました。
『国際』という名称が付く割には、少し物足りない展示会でした。 主催者発表によると出店者数は約410社との事、ちょっと少ないかと思います。
中古ジュエリーや安価なルースなどは好調に見えましたが、高単価なジェムストーンなどは、芳（かんば）しくない様に見えました。
最近は、国内でも大手の宝飾店などが倒産しており、宝飾業界を取り巻く状況はより一層厳しくなっているようです。
《関東へ出張》-前回の記事はこちら→【東京編】
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10月25日（火）～27日（木）までの3日間、関東地方へと出張に行ってきました。
25日は、東京で行われた『スリランカ ジェム フェスタ 東京2016』の視察へ。
小規模ですが、主にスリランカのルース屋さんによる展示会です。
この展示会は少し変わっていて、会場が【保税上屋（ほぜいうわや）】と言うのに指定されており、 正式な輸入手続き前のルース（裸石）を見せていただけるといった展示会でした。
ルースを購入してから、輸入手続きを行うといった手順です。
※東京税関、スリランカ政府、駐日スリランカ大使館、などの全面バックアップにより実現したようです。
主にルビー以外のサファイア系コランダムやクリソベリル系が中心でしたが、非常に質が高く大粒の石を数多く見せていただきました、 お店によっては【非加熱ブルーサファイア】の10ct前後...それ以上の石がゴロゴロと置いてある店なんかも...持っている所は持っているもんです。
ただ、日本の業者が介していない分安く買えるかと思いきや、物に対して、それ程お値打ちに感じる価格ではありませんでした。 高い訳でもなく、思ったより安い訳でもなく、といった感じです。
やはり現地での、人件費、コストの上昇などにより価格が高騰しているように感じました。
しかし、スリランカ業者のルースを直に見れる非常に貴重な経験でした。 また、次回があれば行ってみたいと思う展示会でした。
26日、27日は横浜で行われる【秋のIJT】へ行きます。
次回は、【横浜編】です。
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9月1日（木）、2日（金）の2日間、東京ビッグサイトで行われた『ジャパンジュエリーフェア2016』に行ってきました。
※業者のみ入場可の展示会です※
主に国内のジュエリーメーカー、中古ジュエリー、ルース屋さんなどによる宝飾展示会です。
①宝飾業界の動向調査。
②掘り出し物のルース（裸石）探し。
③セミナーの聴講。
今年に入り日本の宝飾業界は、より一層厳しい状況下にある様に感じました。
国内市場のみに限定すれば以前から冷え込んでいるようでしたが、 これまで頼みの綱であった、中国人バイヤーの人数も以前に比べ非常に少なく感じ、昨今の中国人バイヤーによる“爆買い”も鳴りを潜めている様でした。 来場している中国人バイヤーも以前に比べ、財布の紐が固くなっているとの事。
話を聞く限り『円高』により、バイヤーの訪日が敬遠されているとの事。（円高以外にも様々な要因が関係している様ですが...）
個人的な予想としては、今後も中国人バイヤーの訪日が爆発的に増える事は無く、中国人バイヤーによる消費は徐々に右肩下がりとなっていくように感じます。
それらに加え、多種多様な宝石（裸石）の爆発的な価格高騰など、日本人にとっては頭が痛くなる様な現状です。 （宝石の価格高騰は、中国人バイヤーなどによる“爆買い”などが一因と言われ、市場価格が荒れてしまった）
この先も国内の日本人バイヤーによる活発な商いは期待出来ず、今後も日本の宝飾業界はますます冷え込み、非常に厳しい現実が待っているようです...
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