オーダー製作工程・ブレスレット(クラスプ内蔵)

クラスプ内蔵型の“ブレスレット”製作工程

DSC03479 ① 360 panda① 今回お客様にシンプルなブレスレットをご注文いただきましたので、
全てハンドメイドのブレスレット(クラスプ内蔵型)製作工程をご紹介させていただきます。
まずは、写真にある様に精製された新品地金を用意致します。

 

~お時間がある方はゆっくりとご覧下さい~

 

DSC03482 ② 360 panda② 次に使用する分だけ地金を溶かします。
写真の地金は、溶かして“型”に流し込み、冷やした状態です。
この状態から【叩いたり・伸ばしたり】しながら、使用する寸法まで形成していきます。

 

 

DSC03487 ③ 360 panda③ 様々な工具、機械を使って、写真の様な形状にしました。
次は、この地金を手首に合うように“楕円形”にします。

 

 

 

DSC03488 ④ 360 panda④ 写真の様になりました。
今回は、ブレスレットのためブレスレットの“口”が開く様に造るため、パーツを別々に造りました。
気を付けなければいけない点は、2つとも同じ角度の“アール”で曲げる事。
造り方は色々あるのですが、今回はこの様に造り進めていきます。

 

DSC03495 ⑤ 360 panda⑤ 次は、写真の様に【蝶番】を造りました。
写真で見ると大したことないですが、蝶番をしっかりと丁寧に造っておかなければ、蝶番に“ガタ”が出たりします。
安価な既製品の場合は、“蝶番”や“クラスプ”部分にガタつきがよく見られます。このガタつきは壊れる原因になりかねません。

 

 

DSC03508 ⑥ 360 panda⑥ 次は、ブレスレット内蔵型のクラスプを造りました。今回のブレスで一番の重要部分です。
今回のようなブレスの場合、クラスプの出来次第で良し悪しが決まるので、特に気をつかい丁寧に造りました。
ガタつきもなく綺麗に出来上がりました。
後は、綺麗に仕上げ鎖を付けて完成です。
(鎖は既製品です)

 

IMG_5063 360 panda  IMG_5078 360 panda

クラスプ内蔵型の“ブレスレット”製作工程

 写真の様に完成して、お客様にもとても気に入っていただけました。

今回のブレスレットはシンプルですが、この様なタイプのブレスに“メレーダイヤ”、“メレーサイズの色石”を留めたり、又は【彫刻】を施しても面白いと思います。
全て当店で造っておりますので、様々なご提案、ご希望にお応え出来るかと思います。

 

ご覧いただいた様に、全て手造りの“ブレスレット”の製作工程をご紹介させていただきました。
(写真のダイジェストだと、あっという間ですが、造ると意外と手間が掛かります…)

 当店では、鎖類・金具類を除いた全てのジュエリーをご注文いただいたお客様のためだけにお造りさせていただいております。(当店で造れるクラスプは造ります)
そのためご注文いただいてからお時間は掛かってしまいますが、既製品とは違ったジュエリーになり、きっとご満足いただけるかと思います。