リフォーム:譲り受けた指輪をカジュアルに

img_2481-360-panda◆ 今回、ジュエリーリフォームをご希望のお客様は、ご家族から譲り受けた指輪をリフォームされたいとの事でした。
お持ちになられた指輪は、昔ながらの高さがある『立爪』の指輪です。

 

お客様のご希望を伺い、ご相談のうえデザインを決め、手造りで製作させていただきます。

 

↓リフォーム後

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ご覧のように完成いたしました。

今回も全て、鍛造(たんぞう)】製法による手造りで製作させていただきました。

 

お客様にもある程度、デザインイメージがございましたので、すんなりとデザインは決まりました。

今回のお客様の大まかなご希望としては、『婚約指輪に見えないようなデザイン』、『繊細なデザイン』、『縁にはミル』、などのご希望を踏まえデザインをご提案させていただきました。

お持ちになられたダイヤモンドも非常に綺麗なダイヤモンドで、
ダイヤモンドは伏せ込みで留め、中石枠の周り、腕にはミルグレインを施し、繊細な指輪へと仕上がりました。
地金は、“18金”“プラチナ900”のコンビです。

 

お客様にもお気に召していただけたようで、私共も大変嬉しい限りです。

カジュアルなデザインのため、日常でもきっと活躍してくれるジュエリーです。

 

~ミルグレインとは?~

タガネを使って、地金の表面、縁などを粒状に加工する事。
一般的には、『ミル』と呼ばれています。

 

鍛造(たんぞう)製法って?~

金属を金槌(かなづち)などで叩きながら、成形し製作していく技法。
ジュエリー製作においては、高度な技術を必要とします。

鍛造製法で製作された金属は、鋳造(ちゅうぞう)の金属より遥かに高い密度になり、高い強度を保ちます。

ジュエリーなどの場合は、最終的には“ヤスリ”など様々な工具を使って形作っていきます。