お客様ご自身でデザインされたペンダント

img_4125-360-panda① 今回、ご注文いただいたお客様は、お客様ご自身でデザイン画を描かれて当店にお持ち頂きました。
一般のお客様としては、非常に分かりやすく丁寧に描かれていると思います。こちらとしてもお客様のイメージが明確に掴め助かりました。

 

◆今回も製作工程をご紹介させていただきますので、お時間がある方はゆっくりとご覧下さい。

 

img_4119-360-panda② お客様が描かれたデザイン画のペンダントの大きさは、大きく描かれていたので、ご予算、ご希望などを伺い、製作できる範囲のデザイン画をご提案させていただきました。
清書したデザイン画をお客様にお見せして、ご納得されてから製作に入ります。
写真は、当店で清書したデザイン画。

 

 

dsc03880-3886-360-panda③ まず初めに中心の大きな“R”の文字を製作します。
今回は、この“R”の文字のみ鋳造(ちゅうぞう)で製作し、その他は全て鍛造(たんぞう)で製作します。

 

 

 

 

dsc03914-360-panda④ 先程、削り出したWAXを鋳造してK18へと変換しました。
とりあえず、このパーツは置いておき本体の製作に取り掛かります。

 

 

 

 

dsc03890-360-panda⑤ 本体の製作には、まず地金を角地金に形成します。
この地金も勿論、精製された新品地金を使用しております。

 

 

 

 

dsc03892-360-panda⑥ 角地金をローラーなどで伸ばし薄くしていきます。

 

 

 

 

 

dsc03898-360-panda⑦ 薄く伸ばした地金を『やっとこ、やすり』、などを用いて曲げ、形作っていきます。
この工程が良い製品を造るうえで最も重要かもしれません、もし本体の形状が狂っていた場合、様々な箇所に不具合が生じます。
そのため狂いが出ないように丁寧に造ります。

 

 

 

dsc03902-3905-360-panda⑧ 次に縁を一段上げるためのパーツを製作します。
このパーツが付く事によって、とても立体的で見栄えが良くなります。

 

 

 

 

dsc03908-360-panda⑨ 先程造った板地金の真ん中をくり抜き、丸みを持たせ、形作ります。

 

 

 

 

 

dsc03923-360-panda⑩ これで本体の土台となるパーツが完成致しました。
次は、これらを溶接してまとめます。

 

 

左端パーツの製作写真は撮ってありませんが、手造り製作した物です。

 

dsc03928-360-panda⑪ 3つのパーツを溶接し終わりました。
後は星のパーツを削り出し、“R”のパーツと共にまとめます。

 

 

 

 

dsc03939-360-panda⑫ “R”のイニシャルと星のパーツをまとめ終わり、残すは鎖通しのバチカンを造り、ほぼ完成です。
形が出来上がったら専門の職人さんに、『艶消し、文字彫り』をお願いして完成です。

 

 

 

 

↓完成後

img_4174-360-panda  img_4169-360-panda

艶消し、文字彫りも終わり完成致しました!

とても立体的でボリュームのあるジュエリーに仕上がり、お客様にもとてもお喜びいただけました。

 

~貴方がデザインしたジュエリーを作ってみませんか?~

ご紹介させていただいた様に、当店ではお客様ご自身でお考えになられ、デザインされたジュエリー製作も承っております。

今回お客様が描かれたデザイン画は、分かりやすく丁寧に描かれていましたが、もっとラフに描かれたデザイン画でも構いません、当店のジュエリーデザイナーが清書致しますので、お気軽にご相談下さい。